40代でも諦めないで！胸が大きくなる新習慣にトライ

40代は、いわゆる「更年期」と呼ばれる時期です。
女性ホルモンが減少しはじめ、体も心もホルモンの影響を受けやすくなります。
「胸が垂れてきた」、「胸がしぼんできたように感じる」などの悩みから、胸を大きくしたいと考える人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、40代のための「胸を大きくする方法」をご紹介します！

そもそも、40代の胸の悩みの原因は？

胸を大きくする方法の前に、40代の女性に胸の悩みが尽きない理由をご紹介します。
胸にまつわる知識を身につけて、より効果的なケアを行うようにしましょう！

加齢によるホルモン減少

女性ホルモンの分泌に変化が起こる40代。
加齢により女性ホルモンが減少するので、乳腺の組織が萎縮してしまいます。
一方、脂肪は増加しがちな傾向に。

「脂肪が増えると、胸が大きくなるのでは」と思う方もいるかもしれませんが、実はそうもいきません。
乳腺と脂肪のバランスが崩れるために胸全体が柔らかくなり、ハリが失われるため、サイズダウンしてしまうこともあるんです…。

クーパー靭帯の働きが弱まる

胸は、乳腺と脂肪、クーパー靭帯で構成されています。
加齢や外部からの刺激が長時間加わると、コラーゲン繊維で構成されたクーパー靭帯の働きが弱まり、胸を支えられなくなってしまいます。
クーパー靭帯の修復は難しく、加齢や重力、揺れなどの影響をとても受けやすいので注意が必要です。

サイズが合わない下着の着用

若い頃と胸のサイズが変わらなくても、胸の形が変化することでブラジャーが合わなくなることがあります。
サイズの合わないブラジャーや下着を着用し続けると胸に負荷がかかり、たるみや形崩れを加速させてしまいます。

姿勢や生活習慣の乱れ

PCやスマホを長時間使用している現代人は、猫背になりやすいと言われています。
猫背で前屈みになっていると、胸に重力がかかり、血流も悪くなるため胸上部がそげやすくなります。
また、夜にパソコンやスマホなどを長時間使用すると、ブルーライトの影響で睡眠不足や生活習慣の乱れを引き起こすことも。
女性ホルモンの分泌にも影響が及び、胸の形崩れを引き起こします。

筋力の低下

胸の土台となる大胸筋が衰えると、胸はどんどん垂れてしまいます。
特に40代は、加齢に伴い筋肉量が低下しやすい時期。
運動不足も加わり、血行不良や肩こりを引き起こしやすい傾向にあります。
血行やリンパの流れが悪くなると胸が硬くなってしまうため、胸に栄養が届きにくくなります。

胸を大きくする方法は？

ここから、胸を大きくする方法についてご紹介します。
そもそも40代の胸は大きくなるのでしょうか？

40代でも育乳はできる？

結論から言うと、40代でも胸は大きくなる可能性はあります。
ただし、年齢にあったお手入れが必要があります。

20代、30代のころのように「今よりも胸を大きくしたい」と考えるのではなく、「しぼんだ胸を今までのようにふっくらさせたい」という意図で、育乳にトライする方が多い40代以降の女性。
コンプレックスをケアできる育乳方法を選びましょう。

目指すのはハリのある胸？形の良い胸？

40代の育乳ケアでおすすめなのは「ハリのある胸を目指す」もしくは「美乳を目指す」ケアです。
もちろん、両方にトライするのもよいでしょう。

胸にハリを出したい場合は、インナーケアが肝心です。
顔のスキンケアでもシミ・シワに内側からのケアが必要なように、肌の質感を整えるには、からだの内側へのアプローチが重要になってきます。
栄養の取り方や届き方などを見直していきましょう。

胸の形を整えて大きく見せたい場合は、姿勢に気をつけましょう。
これまで積み重ねてきた生活習慣が、胸の形を崩しています。
自分の体に合った下着を選んだり、補正下着を使いはじめるなど、下着にこだわることも大切です。

それぞれの方法を、これから詳しく説明します。
目的にあったアプローチを心がけることで、理想の胸に近づきましょう！

育乳のためには何をすればいい？【ハリ編】

まずは「ハリ」を出すための育乳についてご紹介します。
ハリを出すために大事なのはインナーケアですが、もちろん外側からのアプローチも怠ってはいけません。
詳しく見ていきましょう！

食生活

食事改善は大事なインナーケアの一つです。
加齢とともに減少していく女性ホルモンですが、分泌を活性化させる食べ物を上手に摂取することで分泌低下のスピードを抑えることができます。
タンパク質を含む「肉」「魚」「卵」などの食べ物は女性ホルモンの分泌を促進してくれます。
また、「豆腐」「納豆」「味噌」などの大豆イソフラボンは女性ホルモンと似た働きをしてくれるので、減少していく女性ホルモンを補ってくれます。

また摂取したものが全て胸に活かされるわけではないので、少し多めに摂取することを意識すると良いですね。

筋トレ

胸にハリを出すためには、胸の奥にある大胸筋や胸の周りの筋肉を鍛えましょう。
筋肉を鍛えることで、削げやすくなった胸上部のふっくら感を出すことにつながります。
筋トレ後はプロテインを積極的に取ることでより効率的に筋力をアップできます。

育乳のためには何をすればいい？【美胸編】

ハリと同じくらい大切なのが、胸の形です。
背中に流れてしまった脂肪を整えることで、形の綺麗な胸を目指しましょう！

姿勢改善

美しい胸をつくるためには、美しい姿勢を維持することが大切です。
姿勢が良くなると、胸への血流やリンパの流れがよくなり、胸が育ちやすい環境になります。
また猫背は胸の削げや形崩れにつながります。
猫背の改善のためにも姿勢が気になったときにエクササイズを取り入れていきましょう。

補正下着の着用

柔らかくなった40代の胸は、形が崩れやすいもの。
育乳ブラや、ナイトブラなどの補正下着を着用して形崩れやクーパー靭帯の伸びを防いでいきましょう。
また胸が安定することで睡眠の質も上がります。
深い睡眠により自律神経が整うことで、女性ホルモンも整いやすくなるでしょう。

40代のだからこその育乳を

いかがでしたか。
40代の女性に向けた「胸を大きくする方法」をご紹介しました。

いろいろな対策をご紹介しましたが、「しぼみ」や「たるみ」など、年齢に伴う胸の変化を完全に止めることは難しいものです。
「若い頃と同じ胸に戻りたい！」と思うのではなく、いまだからこその美胸を目指してみて。

例えば40代のやわらかな肉質は、若い頃よりも色気がただようもの。
嫌味なく服を着こなせるのも、この年齢だからこそです。
今の自分にぴったりの「美胸」を目指して、ご紹介した「胸を大きくする方法」を取り入れてみてください！